2005年09月24日
衣類を買う時の注意
このブログをお読みの方で洋服をお求めになる場合
取り扱い絵表示程度は確認してから購入していますか?
あの裏側に付いている4センチ四方位の小さな断り書きです。
実はあの中には沢山の情報が入っています。
素材は何か?メーカーは何処か?住所若しくは電話番号は?等々
衣類以外でたとえば電気製品で50000円位の物を購入する場合
指名買いなら消費者自身が購入する物をよく理解しているので
すぐに「これ下さい」となる訳ですが、
普通は店員さんにその機種の特長・他機種との比較・さらには他メーカーとの比較
を尋ね、又店員さんも商品知識を持った人が販売にあたっているようです。
ところが、事、洋服となると買い求める方は商品知識を持ち合わせている方は少ないようで
ブランド名や、デザインの特長などは知識として入っていますがその洋服の本質を
理解が出来ている方は少数の方々だと思います。
販売する方もその商品がどういった物なのか、適切なクリーニング方法はどうしたら良いのか、
理解しれいる方は少ない様に感じます。(私の偏見かもしれませんが)
私たちクリーニング店は洗う事のプロだと自負しています。
販売員さんも洋服のプロになってお客様から聞かれたら、素材の事はもちろん、
クリーニングなどのアフターケアの事まで正確に何でも答えられる位になって欲しいと思います。
そして買う方もお金を払うプロとして自分の買う物の本質をよく見極めましょう。
2005年09月14日
塩が油に溶け込みますか?
そろそろお彼岸。
当店でも、お客様が夏物衣類のクリーニング品をお持ちになる時期が来ました。
ここで問題になるのは衣類に付いた汗。
一度は汗が口に入ってしょっぱく感じた事が有るでしょう。
汗の成分は大部分が水分、その他塩分、尿素、乳酸など少々。
しかしこの少々が衣類に対して悪さをします。
これらの成分は水には溶け込みますが、油には殆ど溶け込みません。
ここで少し話を変えて、私たちが行っているドライクリーニングに少しふれてみましょう。
文字通り「ドライ」=「乾」と言う事でドライクリーニングは基本的には水は使いません。
もしくは、少量水を混ぜ込みます。「それでは何で洗うの?」と言う事になります。
簡単に言うと石油の様な物又は、石油から精製し合成した液体が現在主流です。
もっと簡単におおざっぱに分けると油の類です。
そして話は戻りますが、この「油の類」で衣類を洗いますが直感的に汗の成分は
溶け込まないと感じるでしょう。
和風ドレッシングを思い浮かべて下さい。よく振ると混ざった様に見えても、暫くすると
サラダ油と醤油が分離してしまいます。
ドライクリーニングだけでは汗の成分は落とせません。
今はきちんと汗を取ってくれるテクニックを持ったクリーニング店も沢山あります。
夏物を出す際に、きちんと汗が取ってもらえるかも良いクリーニング店を選ぶ目安です。
2005年09月12日
慌てないで
クリーニングは、染み抜きとは切っても切れない関係です。
毎日の様に自然汚れ以外の染みを付けてしまった衣類のクリーニングをお預かりします。
染みを付けたら「なるべく早くしみ抜きを」と言うのはかなり浸透しているようですが、
時々、染みを付けた時に慌ててご自分でしみ抜きをして取れないでクリーニングに出される方も
時々いらっしゃいます。
そんな時「いじらずに持ってきてもらえればもっと簡単に落ちたのに」と言う事が多々あります。
染みを取る為に、水で濡らして水染みになった。擦って毛羽立った。
中には漂白剤の使い方を間違えて、色が抜けてしまった。
黄ばんでしまったなんて言うのもあります。
慌てる気持ちも分かりますが染みを付けたら出来るだけ無理をせず
クリーニング店に相談しましょう。
でも、どうしても応急処置をしたい時には決して染みを擦らずに
染みを付けた生地の下にタオルかティッシュをあて
上から生地に対して90度の角度で軽く叩いて下さい。
その時あまり濡らさない様に。
でもこれもやさしい様で難しいですよ。
2005年09月10日
この時期に多いトラブル
そろそろ暑かった夏も終演を迎えようとしています。
そしてこの時期に多いトラブルが綿や麻などの濃色の衣類の
「洗ったら部分的に白くなった」というお客様の申し出のトラブル。
特に夏は湿気、汗で繊維が湿っているので縫い代の出っ張り
見返し部分の出っ張りが無意識のうちの体の動きやバッグ等で
擦られて毛羽立ちが起きている。
逆に言うとこれだけはっきり理由付け出来ている現象はクリーニングに
お預かりする時お客様にも説明しやすい。
綿・麻・レーヨン・テンセル・シルクどれをとっても夏物衣料に使われやすく毛羽立ちやすい。
なかには麻65%・シルク35%などというお姫様と荒くれ者が結婚した様な繊維も有る。
こういう衣類を販売する時には、販売店の方にもお客様に特性をよく説明して
お客様に納得して頂き販売して頂きたい。
そして、お客様自身も身につけている衣類はどんな性質の物か知っておいた方が良いですよ。
衣類はブランドだけじゃありません。
2005年09月08日
意外と軽んじられている物
私たち、クリーニング店はお客様からクリーニング品をお預かりして
生計を立てています。
何を今更・・・と、お思いでしょうがその時に発行するのが「お預かり票」
最近ではお預かりする時にほぼ100%に近いお店が「お預かり票」を
発行しています。
あれは、お客様と私たちの間でクリーニングを委託されましたと言う契約書なんですね。
契約書の割には、私たちもお客様も結構お手軽に扱っている様に感じます。
本来なら伝票をお持ちにならなければ、商品をお返しする事が出来ないんです。
まあ、しかしそこは古くからの習慣でお預かり伝票が無くてもサイン程度で
クリーニング品をお渡ししている。
これが後々「預けた」「預かっていない」「有るはずだ」のような無用のトラブルに発展しかねません。
今でこそ、当店も含めコンピューターレジのバーコードなどで管理しているお店も
ありますがまだまだそこまで行っていないところも多く見受けられます。
もう一度契約書という意味で、クリーニング品を預けた時にお客様もクリーニング店も
しっかり内容を見てみましょう。
「お預かり票」お客様の大切な財産をお預かりした証なのです。
ですからお客様も「お預かり票」大切にして下さい。
2005年09月06日
先ずは第1ページ
このブログは私の仕事にかなり絞り込んで書いていく事に決定。
クリーニングは基より、繊維の事、メンテの事等々
この業界が抱えている色々な問題を書きためていこうと思う。
又、読んで頂けるかどうか分からないが、普段クリーニング店を利用している
お客様方にも読んで頂ければ嬉しいなー。
それでは徐々に・・・・